2008年1月29日火曜日

遺伝子検査の脱医療化・市場化に関する
国際シンポジウム

 来る2008年3月16日、北里大学では、遺伝子検査提供の問題に関する国際シンポジウムを開催致します。本企画は、内閣府の委託により、文部科学省科学技術振興調整費の助成をうけて、本学医療系研究科臨床遺伝医学分野で遂行中の『遺伝子検査の脱医療市場化の来す倫理社会的課題の研究』(研究代表:高田史男准教授)の一環として行うものです。私どもは、研究を通して、米国、オーストラリア、欧州、韓国等で、遺伝子検査の質の向上のために主要な役割を果たして来た、研究者や政策決定者等と関係を築いて参りました。

  今回はこれら各国の専門家が一堂に会し、利用者に提供される情報や、遺伝カウンセリングの質の担保、遺伝子検査の精度管理等、遺伝子検査サービス全体の質向上に関する各国でのこれまでの取組みについて、情報と経験を交換するはじめての機会となります。是非ご来場頂き、現在各国で進行中の遺伝子検査サービスの枠組み構築の過程に参加頂ければ幸いです。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

詳しくは: http://www.idenshi.jp/international/j/

2007年10月31日水曜日

サイエンスアゴラ2007
「遺伝子検査が街にやってきた」


2007年11月24日(土)10:00 ~ 11:50
東京お台場東京国際交流館プラザ平成 4階会議室1(ゆりかもめ「船の科学館」駅 徒歩5分)東京国際交流館へのアクセス

 遺伝子検査はだれもが利用できるものになりました。かつては遺伝性疾患に関する検査を病院で利用するものでしたが、すでにさまざまな場面に広がりはじめています。
 遺伝子検査との賢いつきあい方について、考えていきます。

◇ 内容
 第1部 遺伝性疾患の遺伝カウンセリングの紹介
 第2部 社会に広がるさまざまな遺伝子検査
 第3部 遺伝子検査との賢いつきあい方

◇ 第3部ゲスト
 青野由利  毎日新聞 論説室論説委員(科学環境部兼務)
 島田和典  G&Gサイエンス(株) 事業担当グループ グループリーダー 部長
 田村智英子 お茶の水女子大学大学院 准教授
(遺伝カウンセリングコース) 【第1部紹介】
 山縣然太朗  山梨大学大学院 教授 (社会医学講座)
(敬称略・順不同)

◇ 進行・報告(研究班メンバー)
 大畑尚子  北里大学大学院 研究員
 住田朋久  北里大学大学院 研究員
 武藤香織  東京大学医科学研究所 准教授 (公共政策研究分野)
 渡部麻衣子 北里大学大学院 特別研究員

◇ 主催
 北里大学、バイオインダストリー協会
(科学技術振興調整費「遺伝子診断の脱医療・市場化が来す倫理社会的課題」研究班(研究代表:高田史男(北里大学大学院)http://idenshi.jp))

※ この催しは、科学と社会の交わる広場(アゴラ)として3日間にわたって開催される「サイエンスアゴラ2007」(JST科学技術振興事業団主催)の一環としておこなわれるものです。 >>
※ 事前のお申し込みは必要ありません。当日10時までに会場へお越しください。
※ お問い合わせ: idenigak@kitasato-u.ac.jp まで

2007年9月4日火曜日

【市民公開講座】くすりと健康の遺伝学


日時:9月15日(土)16:00~18:00
場所:京王プラザホテル 南館4階「錦」新宿駅西口より都庁方連絡地下道徒歩5分 都営大江戸線都庁前駅地下道B1出口すぐ


市民公開講座「くすりと健康の遺伝学」

会場: 新宿京王プラザホテル 南館4階「錦」


あなたの健康や病気の治療に遺伝子を役立てていく時代が、すぐそこまで来ています。今、遺伝子をめぐって、どのような医療が考えられているのか、どのような問題があるのか?私たちはどのように遺伝子にかかわっていけばよいのか?この講座で皆さんと一緒に考えてみたいと思います…

座長
福嶋義光:信州大学医学部副学部長・遺伝医学・予防医学講座教授
科学技術振興調整費高田班分担研究者

演題
「オーダーメイド医療の現状と展望」
中村祐輔:東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター長
理化学研究所遺伝子多型研究センター長


「遺伝子検査と社会」
高田史男:北里大学大学院医療系研究科准教授
科学技術振興調整費高田班研究代表


「個人の遺伝子検査に対応できる社会教育」
鎌谷直之:東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター所長
日本人類遺伝学会第52回大会長

参加費:無料

後援:東京都医師会,日本臨床内科医会,東京都薬剤師会

詳しくは:
日本人類遺伝学会第52回大会の公式サイトまで
お問い合わせ:TEL: 03-3839-5032

2007年7月23日月曜日

【スタッフ募集】研究員・特別研究員を募集

高田班では現在,研究員・特別研究員を募集しています.

任期:採用時〜2008年3月31日(状況により延長の可能性有り)
勤務地:神奈川県相模原市在,北里大学相模原キャンパス

研究概要は以下の通りです.
http://www.idenshi.jp/research/index.html
http://www.kitasato-u.ac.jp/news/070228_summary.pdf

理系・医系・文系の別なく,皆で協力して研究を推進しています.

採用ないし採用を前提に詳しい説明をご希望の方は,CVを事務局宛にお送り下さい.
追ってこちらから面接の連絡を入れさせていただきます.
CVには,少なくとも履歴(学歴・研究歴・職歴等),業績,ご自身の専門領域・内容の概説(何が出来るか)を含めて下さい.

宛先
〒228−8555 神奈川県相模原市北里1−15−1
北里大学大学院 医療系研究科 医療人間科学群 臨床遺伝医学講座
科学技術振興調整費「遺伝子診断の脱医療化・市場化が来す倫理社会的課題」研究班
リサーチフェロー募集係

E-mail: idenigak@nc.kitasato-u.ac.jp

以上,採用数が充足し次第,締め切ります